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坂の上の雲 第一部前半部分

坂の上の雲 司馬遼太郎


第一部 春や昔、真之、騎兵、七変人、海軍兵学校、馬、ほととぎす、軍艦、日清戦争、根岸、威海衛、第一部あとがき
第二部 須磨の灯、渡米、米西戦争、子規庵、列強、十七夜、権兵衛のこと、外交、風雲、開戦へ、第二部あとがき
第三部 砲火、旅順口、陸軍、マカロフ、黄塵、遼陽、旅順、沙河、第三部あとがき
第四部 旅順総攻撃、二○三高地、海濤、水師営、黒溝台、第四部あとがき
第五部 黄色い煙突、大諜報、乃木軍の北進、鎮海湾、印度洋、奉天へ、会戦、第五部あとがき
第六部 退却、東へ、艦影、宮古島、敵艦見ゆ、抜錨、沖ノ島、運命の海、砲火指揮、死闘、鬱陵島、ネボガトフ、雨の坂、第六部あとがき


フィクションとノンフィクションのカオスであるから、話半分で読むことにしていた。


第一部第二部の中心人物は、秋山好古(よしふる)と秋山真之(さねゆき)と正岡子規。第三部以降は、好古と真之を絡ませながらの、日露戦争の話。

秋山好古は日本の騎兵の父と呼ばれた人物であり、日露戦争でも騎兵第一旅団長として活躍した。秋山真之は日露戦争で連合艦隊の参謀を務めた人物である。


秋山好古と秋山真之が軍人の道に至るまで。

好古と真之は兄弟。兄弟といっても年はそこそこ離れている。真之が寺へ入れられそうになったとき、十歳だった好古は「あのな、お父さん。赤ン坊をお寺へやってはいやぞな。おっつけウチが勉強してな、お豆腐ほどお金をこしらえてあげるぞな」と言った。真之はお寺に預けられずに済んだ。またこの時期と前後して明治維新があった。

「春や昔」の章は、好古が陸軍の道に進むまでの話。

好古は、維新後松山に小学校、中学校ができるも通わず、銭湯の仕事をしていたが、無料で学校へ行きたいという思いから、師範学校を目指すことにした。故郷を後に大阪へ行き、小学校の代用教員の免状を取る。勤務が決まって月給7円。間もなく本教員の試験に合格して月給9円(このとき17歳)。勤務先に愛想を尽かし、予定を早めて師範学校(官費)を受験、合格。科目は漢文だった。入学のち卒業。和久正辰という同藩の先輩の伝手で、名古屋の学校に勤務。月給30円。同氏に強く勧められ、陸軍士官学校(官費)を受験、合格。科目は漢文、英語、数学だったが、漢文だけで良いと言われたらしい。騎兵科に入学。受験時に本郷房太郎と知り合う。好古は、父がよく語っていた可愛げのある男は出世するという言葉を思い出し、こいつは出世するなあと思ったらしい。さて好古の士官学校入学のころというのは西南戦争があった時期であるらしい。

「真之」「騎兵」「七変人」の章は、真之が海軍兵学校に入校するまでの話。

真之と子規は友人。秋山家も正岡家も、伊予松山藩の士族の家庭だった。秋山は徒士の子、正岡は御馬廻役の子であるという。松山藩の藩主は久松家。準親藩ということで佐幕藩である。松山の港は三津浜である。好古も子規も真之も、松山を発つ時にはこの港から船に乗って故郷を後にした。

子規は東京の大学予備門への入学を目指し、中学を中退して上京した。これに感化されて真之も中学を中退して上京するに至った。大学予備門はのち旧制一校となる。現在の東京大学教養学部の前身らしい。「騎兵」以降は子規と真之が上京してからの話になる。

「わしは日本陸軍の騎兵大尉秋山好古という者で、ざんねんながらばく然とした人間ではない」「ばく然とした人間とは?」「たとえば、書生よ」とある。この小説は、全体として軍事関連の記述が多く殺伐としているのと比べ、子規関連はまったりとした感じがあり、空気の入れかわりが面白い。

真之は子規に感化され、文学に興味を持った。しかし兄の世話になっている手前、どうしてもその道に踏み切ることが躊躇われた。また「わかります。兄さんの前であれですが、大学予備門は天才の秀才の巣窟です。まわりをながめてみれば、自分が何者であるかがわかってきます」とある。自分の才能では二流の官吏、学者に甘んずるであろう、という。真之は大学進学を諦めて海軍兵学校へ進むことにした。子規にあわせる顔がなく、手紙を残して下宿を去った。

wikipedia
>秋山好古
>秋山真之
>正岡子規
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